この絵本のタイトルのなかの「いえ」とは家庭の事を指すのではなく単純に建物の「いえ」を意味しています。
読んでいくと、家ってこんな風に進化して行ったんだなあ、と思います。とても単純で、だから分かりやすい、加古先生ワールドです。
文字はそんなに多くありません。絵が楽しいので、ゆっくりめくってあげて、いっしょにあーだこうだ言いながら読みます。家がたくさんあるページでは自分が住んでいる家に一番近いものを「わたしの家」にします。家の断面図では「このお料理している人がママで、ソファに座っているのが僕たちで、寝てるのがパパ」なんて言いながら細かいところで楽しめます。