ねこのごんごん」 みんなの声

ねこのごんごん 作:大道あや
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005226
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,528
みんなの声 総数 16
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  • 大切なこと

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    こどものとも傑作集!!昔っぽい(^^ゞ福音館さんならではの絵本です。

    育てる・伝える・・・何よりも人間でいえば98歳位のねこちょんが「自分で考える」ことを的確に迷いねこのごんごんに伝えているのがすごい。

    絵本を通して教育的なことを強制的に伝えていません。ちょんのように、ある時は見守り後から諭すように伝え、なめる。ごんごんが大きくなったらちょんのようになりたいのは、必然。読み手もそう思います。

    ちょんのような素敵なねこに対して、犬ののんの存在もなかなかいいあじを出しています。

    絵が印象的です。日本のよき自然の風景が季節ごとの花など、ていねいに描かれています。決してこびていないねこの表情も、いろいろで楽しめます。

    投稿日:2009/09/07

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  • 兄貴分の的確な教えが心に残った。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    本に書いてある対象年齢は3歳から小学校初級向きとありましたが、うちの動物好きの上の子は、私の絵本用のバックからすかさず見つけ出し、チェックしていました。
    「親代わりのちょんが、いい味出してると思ううよ」ですって。

    迷い子猫のごんごんの目線で描かれた、特に大きな事件があるわけでもない、淡々としたネコの日常ストーリーだったのですが、
    親代わりというか、何か起きたときに兄貴分のちょんの的確な「教え」を伝授するところが、すごくいい感じで、
    読み終えた時、やたら心に残りました。

    色鮮やかなイラストで、遠目でも見やすいので、幼稚園や学校の読み語りにもお勧めです。ただ、どちらかというと低学年くらいのお子さん向きのような気がします。

    投稿日:2009/08/24

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  • 人生全般に通じそうな言葉

    「あたごの浦」を読んでから大道あやさんの作品を読んでみたくなりました。

    色遣いがとても和風で落ち着きます。

    ちょんはごんごんにいろいろなことを教えてくれて見守ってくれるような指南役なんですね。

    しめ言葉の「なにごとも じぶんでおぼえるが かんじん」という言葉の繰り返しがきいていると思います。

    人生全般に通じそうな言葉だと思いました。

    投稿日:2009/06/05

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  • おもしろかったです

    ちょんがいつも「なにごとも じぶんで おぼえるが かんじん。わかったか」っていうのがおもしろかったです。

    なんかいも出てくるから、またいってると思いました。

    いろいろおしえてくれるのが「ねことバイオリン」みたいって思いました。

    ちょんは、たよりになると思います。

    ちょんがしんじゃったから、ごんごんがどうするのかなあって思いました。

    きゅうにしんじゃったから、びっくりしました。

    投稿日:2009/06/04

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  • 色鮮やか

    色鮮やかで迫力ある表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。人生でとても有意義な事は自分の師匠となる人をい付ける事だと思います。主人公は尊敬できる支障を見付けられてとても幸運だったと思いました。何事も経験させてその経験からノウハウを開拓していくやり方がとても素晴らしいと思いました。経験を持って覚えた事はこれからずっと主人公を助けていくのだろうと思いました。師匠の口癖がかっこ良かったです。

    投稿日:2008/12/15

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  • 親と子の距離について考えさせられます

    • よねさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    ある日、おなかをすかせた子猫がある家に紛れ込みます。そこにはすでに年老いた大きな猫「ちょん」がいたのですが、その子猫をむかえいれ、名前を「ごんごん」とつけてくれ、家の主人に飼って貰うまで手配してくれます。それから毎日「ごんごん」は「ちょん」にくっついて歩き、様々なことを学びます。おしっこの仕方、木の降り方、池に落ちたときすぐに助けてくれたり、鶏のと距離の取り方、モグラに用心することなど・・・。そして「ちょん」が亡き後、「ごんごん」は自身で考えられる一人前の猫になり、それでもなお「ちょん」のように利口で強い猫になりたいと思うのでした。
    「ちょん」は「ごんごん」に親の様にさまざまなことを「まあ、なにごとも自分で覚えるがかんじん。わかったか」とやんわりと諭す様に教えます。ネズミをとってきたときはちゃんとしっかり誉めてくれ、ある程度危険なことも目をつぶってそっと見守り、そしてピンチのときは即助けてくれ、注意をし、なめて慰めてくれます。ついつい危険だからと子供の好奇心の芽を摘んでしまったり、上手く注意できなくてガミガミしかってしまう私はこの絵本で多いに反省させられました。「ちょん」が死んでしまうシーンでは思わず泣けてしまうくらい・・・。「のん」といういやみな子犬も出てくるのですが、(いるいる、こんなひと)と思ってしまいました。子供も何かこの絵本から感じとっているようでしんみりとしていました。でもどちらかというとお母さん方に読んでもらいたい本です。

    投稿日:2003/09/24

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