3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。あまり怖いだけのおばけの絵本は読んでやっていませんが、まさにこの本も怖いだけではない。元気のなくなったおじいさんを10匹のおばけが助け、おじいさんも楽しく過ごせるようになります。
なんだか、現代社会の独居老人にテーマをあてているような気がして、まだ3歳児には早い気もします。生きがいとか、毎日を生きていくこととか、これから大きくなっていろんなことに挑戦しよう!という生気あふれる息子にはちょっとなーと思う部分もありますが、お互いに助け合って生活する、という視点ではいい絵本だといえますね。まあ、あまり重くならずにさらっとかわいいおばけだね、というノリで読むのがいいのではないでしょうか。