「やさい」 みんなの声

素朴ながらいい絵本ですね。「野菜」について興味が深まり、食育にもつながるおすすめの1冊です。これを見たら、是非、野菜が実際に実っているところを見せてやりたいですね。そして、できれば収穫し、料理する機会もあるとなおいいと思います。家庭菜園となると、なかなか状況的に難しいでしょうから、そのためにも、幼稚園や保育園で、畑・菜園で野菜を育てて、収穫して、感謝して頂く機会を設ける必要性を強く感じます。

とてもきれいな絵で、また細かいところまで描写されていて感心するばかり

二人はとても気にいって毎日何回も読まされました。

とても集中して聞いてくれるのでこちらも必死に八百屋さんになりきって読みましたよ＾＾

畑で野菜が育った様子と八百屋さんに並んだ時の様子が描かれた絵本です。

畑での収穫の様子がリアルに描かれていて、迫力があります。
現代の子どもたちは、スーパーで売られているような状態でしか野菜を見る機会がないのではないでしょうか。
畑でどうやって育ったのか、収穫したのかが分かる一冊だと思いました。

最後のページに出てきた野菜で作られたサラダが描かれていることから、野菜のみずみずしさが伝わってきます。

この絵本の魅了は何と言っても美しい絵！！
すっごくリアルで素晴らしいです＾＾
野菜には傷まで描かれていてその細かさにため息がでそうなほどです☆

収穫時の姿とお店に並ぶ時の姿は、違うんですよね〜！

娘は今野菜の名前を覚えるのが大好きなので、一緒に声を出して野菜の名前を言っています。
でも、大根はにんじん。トマトはみかんって言っちゃうんだよねｗ
形は確かに似てるｗ

やさいは畑で育ちお店に並ぶってことを伝えたくてこの本を手に取りました。
絵もとってもリアルなのでいいかなぁって思ったのですが娘の反応は・・・。

だいこんを見せれば「にんじんさん♪」さつまいももやっぱり「にんじんさん♪」
トマトは「りんご」って言われました
そのたびに「りんごと同じ色のト・マ・トだね」って訂正するが最終的には娘に怒られます
娘がりんごと言えばたとえトマトでもりんご。。。

もっとお買い物に行った時に並んでいる野菜を見せ正しく伝えていこうと反省しました
ご飯作るときも余裕のあるときは料理する前の状態のやさいを見せながら「●●使うよ」って話しかけていきたいなぁって思います

娘がやさいとその名前が一致するようになったときにはまた借りて読もうと思います

なかなか都会では野菜がなっているところを見ることはできません。


そんな中、この絵本は子どもたちのそういった経験不足を補って余りあるくらいのリアルさを感じることのできる絵本ですね。

くだもの、いちご、おにぎりといろいろあるシリーズと並んで子どもたちの大好きな絵本です！！

食卓に並ぶ時は、切られた姿の野菜。といっても、魚と違いスーパーに並ぶ姿は野菜そのもの。コレは何の野菜？と教えてやれば小さな子供でも一つ一つの姿は想像できる野菜。

でも、この絵本はもっと凄いことを教えてくれます。
そう、畑の中にいる野菜の姿！住宅が増えた今、畑に生る野菜を見ることが少なくなりました。孫娘にトマトはこうして生るんだよ、サツマイモは土の中でこんな風に繋がっているんだよ、と教えてやれるすばらしい絵本です。

平山さんと聞いただけで、てに取りました。条件反射的にです。平山さんの他の作品を拝見しました。それで、とても素晴らしかったのでこの”やさい”も相当期待しました。期待どうりでした。野菜に興味が持てる1冊だと思います。平山さんの絵からは全ての野菜が“おいしいよ。食べてみて。おいしいよ。触ってみて。”と言っているようでした。もちろん野菜は畑で採れるものです。ですが、実際野菜を見て畑を連想することはあまりないように思います。野菜イコール食材です。ご飯何にしようか。キャベツとトマトでロールキャベツ作ろうかな。という発想の方が先に来ると思います。でも、平山さんの絵本だとまず畑があって店先の野菜という構図です。その構図がとても気に入りました。そして、そのことゆえ野菜に対する感謝の気持ちをとても自然に感じられます。そして、私のお気に入りは何と言っても中表紙です。大根の葉っぱの後ろにお百姓さん。野菜は本当に彼らあってこそ食べられると思うのです。特に夏の野菜は草ぬきとの格闘です。食物は種をまいたり、苗を植えたりするだけではだめで人の手が必要です。そういう意味で中表紙にこの絵を載せているのが一番好きです。感謝して野菜を食べようという気持ちになりました。娘は焼き芋のシーンに一番反応しました。やっぱり美味しいものはにおいがしなくても分かるのかもしれません。

リアルな絵で描かれた野菜。
ひとつの野菜は、まず収穫前の、実っている様子から描かれ、次のページで八百屋さんで並んでいる様子や食卓にのった様子で描かれています。
どんな風に実っているのかって、なかなか見ることがない子供たちに、その様子も一緒に教えることができるところがいいと思いました。
最後は、おいしそうに焼き芋を食べる女の子の絵。本当においしそうですよ！

畑で育ち、お店で売られ、そして私たちの口に入る。
そんな「野菜の一生」を描いた絵本です。
食べ物というのは、料理された姿だけじゃなく、畑で立派に育ってる姿、お店で売られてる姿もあるんだ、『野菜は生き物なのだ』と押し付けがましくなく、伝えられる絵本です。

都会っ子の我が子には、野菜が畑で育っている様子をなかなか見せてあげる機会がないので、そういった教育の面でも役に立つ絵本です。

写真のようにリアルなんだけど、写真では出せない温かさがある絵で、とてもひきつけられます。
やさいの絵の迫力に私（ママ）がびっくりしました。