児童館に置いてあり、息子が 読んでと持ってきたので読み聞かせていましたが、途中から涙で読めなくなってしまいました。
幼稚園のお迎えも お風呂も寝るときも おじいちゃんとずっと一緒だった「僕」。
おじいちゃんはほとけさまの国へ行ってしまったけれど
口癖だった「ごくらく ごくらく」を真似してみると
また おじいちゃんを近くに感じることができる。
私自身もつい最近大好きな祖父を亡くしました。
息子にとっても、よく遊んでもらった大好きなひいおじいちゃんだったので、何か感じるところがあったのか「このおじいちゃん、ひいじぃじみたいだね」などと話してくれました。
いつかは必ず訪れる大切な人との別れ。
別れは悲しいけれど、おじいちゃんが遺してくれた思い出や言葉、絆は決して消えることはない。死は、永遠のお別れではないんだよ、心の中でずっと生き続けてくれるんだよと教えてもらった思いです。
子供向けですが、大人の方にもおすすめしたい素敵な絵本です。子供がもう少し大きくなったら、また読んであげたいと思います。