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おおきなもののすきなおうさま」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

おおきなもののすきなおうさま 作・絵:安野 光雅
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1976年
ISBN:9784061272637
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,268
みんなの声 総数 30
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 可哀そうに

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    大きなものが好きな王さまは
    とにかくスケールが大きく、
    一つのことをするにしても
    周りの家来をたくさん巻き込み、
    迷惑をかけながら生活しています。

    王さまの周りに「バカなことはやめなさい」
    「王さまの仕事は何?」と諫めてくれる
    家来がいないのが可哀そうになりました。

    でも、歯を抜く場面では思わず笑ってしまいました。

    子どもたちは、この淡々としたお話に
    大笑いすることはありませんでしたが、
    ニヤニヤしながら見ていました。

    投稿日:2020/10/01

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  • 夢が膨らむ挿絵

    安野光雅さんの絵本は「旅の絵本シリーズ」や『ふしぎなたね』などなど、大好きです。こちらの本も素晴らしい絵とユニークなストーリーが楽しく、大人も夢中になってしまいます。
    大きなものの好きな王様のおはなしです。プールのような洗面器で顔を洗って、庭のような広いタオルで顔を拭いて一日がはじまる王様。たったひとつのりんごを、持ちきれないほどの大きなナイフとフォークで召し上がります。
    そして王様は、家来にいろいろな大きな物を作らせます。巨大なチョコレートや巨大なペンチ、巨大なとりかごなどなど。わがままなのだけれど何となく憎めない王様と、命令を真面目に聞いて、真剣に大きなものをつくる家来たちの姿がなんとも楽しいです。
    ただ単に大きく描いているのではなくて、きちんと設計されて本当につくったらこんな感じなのかなと思わせてくれる挿絵は、みているだけで夢が膨らみます。

    投稿日:2013/03/11

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  • なんでもかんでも大きい!

    5歳の娘に読みましたが、お話も難しくなく、丁度良く読めました。
    なんでも大きなものが大好きな王様のお話です。
    屋根より高い大きなベットに、腰を抜かすほど大きな音のでる大きな時計、食事の時のフォークもナイフも巨大です。
    「なんだか人が小さくなっちゃったように見えるね」と、娘。
    そう、何でもかんでも大きいので、まるでこびとたちを見ているかのようです。
    娘は大きなチョコレートが出てくる場面がお気に入り。
    ユーモアがあって、すーっとお話の中に入り込める面白い絵本です。

    投稿日:2011/06/18

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  • オチがシュール

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1926年島根県津和野町で生まれた安野光雄さんは、「旅の絵本」「もりのえほん」などで知られています。
    安野光雄さんは、字のない絵本というイメージを持っていたのですが、この絵本は1976年のストーリーのある作品です。

    安野さんは、ガスタンクを見て「あんな大きなコーヒーカップがあったらどうだろう」と思ってこの絵本を描いたそうです。
    その発想が〇。
    文字通り、大きなものが好きな大さまが登場するのですが、その馬鹿らしい行為が笑えます。
    それに付き合わされる家来が、実に健気。
    ストーリー、ユーモアセンス、絵の印象など、日本の絵本作家という枠を越えた作品だと思います。
    特に、精緻に描かれた絵は、目を凝らして見ると、家来の表情に至るまで丁寧に描写されているので、一見の価値あるものです。
    最後のオチは、人間は自然の摂理には敵わないというもの。
    全体的に良く纏まった作品で、安心して読み聞かせできると思います。

    投稿日:2011/04/10

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  • 憎めないおうさまのキャラ。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     「おおきなもののすきなおうさま」。題名を見ただけで、大人にはなんだか教訓めいた結末が待っていることを連想させますが、冒頭から、「やねよりも たかいべっどで おめざめになると、ぷーるのようなせんめんきでかおをあらい…」と、「おおきなもの」の描写が続き、子どもたちは一気にお話の世界に引き込まれます。

     挿絵を見ているだけでも、とっても楽しいんです。おうさまのばかばかしいわがままをかなえるため、大真面目な顔でおつかえしているけらいたち。でも、不思議と「おうさまって、なんて人なの!?」と思えないのは、おうさまのすることには徹底して敬語が使われ、まわりのけらいが一生懸命知恵をしぼり、おうさまの願いを聞き入れてあげようとしているからです。きっと、憎めない人柄なのでしょう。でも、小さなこどもの本に否定的な言葉が出てこないのは、ほっと安心できます。

     「自然だけはおうさまの思うようにならなかった。」というオチはとてもあっけない終わりかたで、小さな子どもには理解は難しいかもしれませんが…。年齢によって、面白いと感じるところが違うかもしれませんね。

    投稿日:2010/05/29

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