大男ならぬ大男の子、ジャイアント・ジョンのお話。
ある日お母さんから食べるものもお金もなくなったと聞いたジョンは、仕事を探しに出かけます。
たどりついたのは、王様とお妃様とお姫様と犬が暮らすお城。
こんなに大きな男の子が、どんな仕事を任されるんだろう?と興味津々で読んでいると――なるほど、ジャイアント・ジョンの大きさをフルに活用した、彼にしかできない仕事内容でした。
無事に仕事を終わらせお金をもらったまではよかったんですが、魔法の森の妖精達が飛んできて…?
お母さんのために頑張るジャイアント・ジョンもさることながら、彼の個性を丸ごと受け入れてくれた王様やお妃様・お姫様達の大らかさに脱帽です。
ラスト家に帰った時の、お母さんの姿には笑ってしまいました。
お母さんもジョンの留守中、頑張って耐えていたんですよね(笑)