「いとしの犬ハチ」 ９歳のお子さんに読んだ みんなの声

７歳と９歳の子供たちに読み聞かせしました。
最後の方は、読んでいる私も、聞いている子供たちも涙目になって、声を詰まらせながら最後まで読みました。読み終えてから、３人で抱き合って泣きました。
今まで数多くの絵本に触れてきましたが、３人同時に号泣したのはこれが初めてです。心揺さぶられるお話ですので、多くの方に読んでいただきたいと思います。

忠犬ハチ公。有名な実話に基づくお話。
いもとようこさんのふんわり温かい世界で語られたらもう
涙、涙・・・・・になってしまいます。
反則ですよ〜（笑）

地方に住んでいるので娘はハチ公の像を見たことがないので
たぶん何のことだろう？？っていう感じでしたが
こんなにも一途な思いのハチに感じ入るところがあったようです。
ラストもステキですね。
とても切ないけれど待ち続けたハチのハッピーエンド。
人間には色々なしがらみがあったりしてストレートに気持ちを表すことができないものです。
ハチのような掛け値なしの思いを知るとハッとさせられます。

大人ならたぶんほとんどの人が知っている渋谷駅のハチ公。本当にあった話だし、子供にもぜひ知ってほしいです。映画になったりもしていましたが、絵本も良いですね。心を揺さぶられる。犬を飼っていた、または飼っている人ならなおさらホロリとくるはずです。動物にも「気持ち」があるという事を子供が学べる絵本です。

小学校の３年生のクラスで読み聞かせをしました。
絵が可愛いので、本の世界に入りやすい絵本です。
実際にあった悲しいお話を朝から読むのはどうかなぁ〜と思っていたのですが、想像以上に子どもたちの反応は良かったです。
読み終わったら自然と拍手が起こりました。
有名な話という感覚でいましたが、知らない人が多く驚きました。
小学生はあまり渋谷に行く機会もないと思いますが、大人になってから銅像を見て、思い出してくれたら嬉しいですね。