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ながいながいかみのおひめさま」 大人が読んだ みんなの声

ながいながいかみのおひめさま 作:コーミラー・ラーオーテ
絵:ヴァンダナー・ビシュト
訳:木坂 涼
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2006年02月
ISBN:9784861930300
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,719
みんなの声 総数 14
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  • 幸せとは

    他人が外側から見た幸せと、本人の感じる幸せは違うわけで、お姫様は自分にとっての幸せを求めて旅立ってしまうのですが、凄く珍しいタイプのお話でした。
    お姫様はどこへ行ってどうなってしまったんでしょうか。読み手がお姫様の幸せな姿を幾らでも想像できる楽しみがありました。

    投稿日:2018/11/18

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  • インドのお話しなんですね
    長い髪のお姫様 バリニータはおうさまの思いに縛られていたのですね
    昔は 親の思いで結婚相手も決められた時代ですから・・・・
    でも バリニータはお城から出られないので悲しく  外の世界にあこがれていたのです
    18歳のとき  決心して一人で外へ出て行ったのです 
    自由になった喜びそして  赤ちゃんのために 自分の髪の毛を差し出して 人々を助けるのです    髪の毛は 漁師の網にもなり

    牛のために 小屋の屋根も毛でつくり     すっかり髪の毛を みんなのために使った ひめは すっかり明るい気持ちになったのです

    自由になり 縛られずに自分の意志で生きられると言うことの 幸せ

    楽しそうに 歌をうたい続けたのです

    バリニータはそのまま姿を消してしまうのです
    お話しは そんな終わり方です   

    お姫様はどうなったのでしょう?   それは 読む人の想像におまかせ

    作者は  何かに縛られずに 自由に 自分の意志で 人が喜ぶことのできた お姫様の生き方を  私たちに さわやかに伝えてくれています
    お姫様の笑顔 細やかで 繊細な絵のタッチが ステキでした

    木坂涼さんのあとがきも良かったです!   やさしいきもちを伝えていただきました

    投稿日:2017/04/26

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  • 昔話のような言葉のリズムのある創作です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    インドの作家:コーミラー・ラーオーテ。
    絵はインドのイラストレーター:ヴァンダナー・ビシュトです。二人とも日本で出版されている作品はこれが初めての絵本のようです。

    作家で詩人の木坂涼さんが邦訳しているせいもあるかもしれませんが、とてもリズム感のある響きの言葉でつづられています。
    最初読んだときはお話の流れといい、終わり方といい、インドの昔話なのかな?と、思いました。でも、創作でした。

    線の細かいイラストですが、けっそて見づらい細かさではなくて、色合いも個性的で1ページ1ページじっくり堪能できました。

    小学校の高学年くらいのお子さんたちからおすすめです。

    投稿日:2015/08/10

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  • 幸せ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    とても美しいながいながいかみをもつおひめさまのお話。
    みんながほめて自慢に思うかみをもつおひめさまなのに本人はなんだか楽しそうでないのが印象的でした。
    惜しげなく自分のかみを困った人たちに与える彼女はよくできた人だなーと思いました。本人的には美しいながいながいかみには魅力を感じていなかったのかもしれませんがはたから見ているとうーんもったいない!と思ってしまいました。
    彼女の幸せはお城の中ではなくて外にあったんですね。

    投稿日:2014/10/15

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  • 世界を歩けば。

    今まで城から出たことのないお姫様。長い髪が美しいお姫様。
    そんなお姫様が外の世界を歩いたら。
    この絵本は、外の世界に触れながら歩くお姫様の喜びが伝わってくる本です。
    そして、お姫様の溢れるほどの優しい気持ちが伝わってくる本です。
    その優しさはどんどん世界へと伝わって、どんどん世界と繋がって。
    お姫様が世界を歩いたことで、何人もの人が幸せになって、
    世界が少しずつ変わっていって、
    こういうのって、いいなと思うのです。

    投稿日:2009/01/29

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