表紙の見返しには 穏やかな牧場と一軒の家。
ここで暮らす9人家族のお話。
くたくたのママをお休みさせてあげるため
おばあちゃんとおじいちゃん おばちゃんとおじちゃん
おねえちゃんとおにいちゃんが 代わりに赤ちゃんのお世話をします。
ところが…
泣き止まない赤ちゃんに てんてこまいの6人。
それぞれが 『赤ちゃんの欲しいもの』を探して持ってきてくれますが…
ダイナミックというか 本物志向というか
とにかく 持って来るものがすごいんです!
(え〜!こんなものまで!)という感じです。
結局最後は お兄ちゃんの だっこと子守唄で夢の中へ☆
おにいちゃんが 赤ちゃんをだっこする2ページが
とっても好きです。
赤ちゃんのぬくもりや匂いまでも 想い出しそうな素敵な絵です。
全身をおにいちゃんに預けて抱きついている赤ちゃんが
本当に愛おしくなります。
それにしても
みんなで集めてきた『赤ちゃんの欲しいもの』で お部屋はすごい事に…
これは 誰が片付けるのかしら。
きっと みんなでするのでしょうね☆
こんな素敵な家族に囲まれて暮らす ママも赤ちゃんも
とっても幸せ者。
核家族で暮らしている私には ちょっとうらやましくもあるお話でした。
子供も大人も 優しい気持ちになれる絵本だと思います。