クレメント・クラーク・ムーア(1779年〜)が、家族のために書いた詩が、アメリカを代表する名詩になりました。
トナカイがひくそりに乗って空をやって来るサンタクロースのイメージはこの詩によって作り出されたものだそうです。
「The Night Before Christmas」という書き出しがタイトルとなっていますが、当時は「Account of a Visit from St.Nicholas」というタイトルで、1823年「トロイ・センティネル(ニューヨークの新聞)」に、ムーアの子どもたちからこの詩を聞いた女性の投稿により、発表されたそうです。
絵本にもたくさんなっていますが、“トゥートとパドル”シリーズでおなじみのホリー・ボビーさんの絵だと、また一味違う暖かさ幸福感が伝わってきます。
サンタクロースを目撃するのがパパだけでなく、可愛らしい証人ちゃんがこの作品で活躍します。
中学年〜高学年にお薦めします。