まず大判の絵本に映える美しい絵に魅了されました。
小さな貝の子プチキューは、自分が歩けることに気づき
自分の知らない世界を見ようと歩き出します。
そして、たくさんの生き物に出会っていきます。
小さなプチキューには知らないことを見知りする喜び、
生きている喜びが溢れています。
でも、いのちには終わりがあって。。
大きな海の中に無数に存在する小さな生き物の世界。
誰かに知れることもなく、始まり、終わっていくいのち。
小さないのちが懸命に生きている姿が優しいまなざしで
たんたんと描かれています。
とにかく読んで、そのままを感じて欲しい。。
そんな絵本です。