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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

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ないたあかおに」 コルクさんの声

ないたあかおに 作:浜田 廣介
絵:黒崎 義介
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1987年
ISBN:9784577013526
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 31
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  • 何が本当の友情か

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    たくさんの人と仲良しになりたい赤オニ。
    そんな彼に協力しようと一役買って出た青オニ。
    人間と仲良くなれた代償は……?

    何が本当の友情か。ということを問いかける作品ですね。
    広く浅い関係か、狭く深い友情か。
    本当なら広く深く付き合えれば一番良いのだろうけれど、人間(オニも)そんなに器用には生きられませんから。

    自分の欲しかったものと手に入れたことで、すぐそばに居る大切な人を失ってしまった赤オニ。
    何かを求めて、その代わりに何かを失う。
    それがある種のルールです。(絶対ではないでしょうが)
    失ってから気が付いたのでは遅いんです。
    どこに行ってしまったのか、消えてしまったのかなんて分かるわけもないのだから。

    青オニの優しすぎる故の結末なんでしょうか。
    でも「友だち思い」と「優しい」は似て非なる言葉ですね。

    「がまくんとかえるくん」のような友情もあり。
    「赤オニと青オニ」のような友情もあり。
    どんな関係でどんな風に続いていくのかは、互い次第です。
    もし子供ができたら、友だちといる幸せと共に、失う恐さも知っておいてほしいなと、この絵本を読んで感じました。

    投稿日:2007/05/22

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