ツリーハウスは女の子でも憧れます。残念ながら身の周りにそれが実現可能な木がないこと。だから地面にゴザをしいておままごとで満足してしていました。大昔の話しです。少し昔、ドイツに住んでいた時に、ちょっとした木に2人の男の子が段ボールなどを使ってツリーハウスを造っていたのを見たことがあります。結果的に強風に段ボールが飛ばされてその後完成したかどうかはわかりません。かおる君のようなツリーハウスがあったらそれはそれはすてきな毎日でしょう。子どもの夢をかなえるすてきな絵本です。絵本のページをつなげると一本の木になって、かおる君のツリーハウスが安定して設置されていることが確認出来ます。大人でも、何回読んでもわくわくしてしまいます。こういうところが村上さんのすごいところだと思いました。