雪があまり降らない地域に住んでいるせいか、子どもたちは雪に憧れをもっていて、雪の話は大好きです。
最近は、知らない人同士の関わりが少なくなっていると思うので、歌を歌ってくれたお兄さんや手袋を貸してくれたおばさんにほっくりしました。今は「ぼうやー」と声をかけられたら、逃げる、無視するように教育されている子も多いのではないでしょうか。
雪でビショビショの弟を兄がお世話するシーンが好きです。このときのホットミルクの味はずっと覚えているのではないかなと思いました。
私が小さいころ、雷で電車が止まり母の帰宅が遅くなったとき、兄がウィンナーのおにぎりを作ってくれたのを思い出しました。なんでウィンナーだったのか(しかも生だったような)今でもなぞですが、いつもはケンカばかりだし、何もしない兄が作ってくれたのが嬉しかったのを覚えています。