主人公、一年生のぼくは学校にいるときに、雪が降ってきて
大雪になりそうだからと、学校から帰ることになります。
周りの子の親は迎えに来てくれますが、
主人公のママは、お仕事中で迎えには来られません。
そこまで読んで、娘が一年生の時に、台風のような雨が
降っていたときに、下の子がお昼寝していたので、迎えに
行くことが出来なかったことを思い出しました。クラスで
一人だけお迎えがなく、心細かっただろうと思うと、
切なくなりました。
主人公が保育園のときに寂しい思いをし、しばらくお母さんの
スカートのはしっこを離さなかったという所で、そういえば、
うちの娘も息子も叱られたり、寂しい時に洋服のすそを持ったり
していたかも…と実感しました。
主人公は、一人で帰ることになり、バスを待っているときに
周りの大人から慰められたり、施しをうけたりしているのを見て、
世の中悪い人ばかりじゃないと絵本の中から、感じてくれるのでは
ないかと思いました。
主人公のお兄ちゃんは、4年生です。
ちゃっかり先に帰っているのですが、主人公が帰ってから
お世話をしてくれます。兄弟っていいなあと思いました。
うちの姉弟も、この兄弟のように仲良く過ごしてくれると
よいなあと思いました。
娘は、雪がたくさん降って学校が早く帰れるのは
うれしいな〜♪雪だるま作って、雪合戦して、雪うさぎも
つくれたらいいな!と言っていました。まずは遊ぶことが
先決の娘でした((^_^;))
小学校低学年の子にピッタリの作品です。