トットちゃんこと、黒柳徹子の戦時中のエピソードが原案です。
『窓ぎわのトットちゃん』の絵を担当したいわさきちひろさんの孫娘さんが
絵を描いているということで、その世界観も感じます。
トットちゃんの周りで起こる、戦争の影響。
食糧難の象徴が15粒の大豆ということですね。
今日一日分として持たされた15粒。
だからこそ、大切に、大切に。
何度も繰り返される、よかったよかった。
この感性に救われます。
松本春野さんのインタビューにもありましたが、
丁寧に丁寧に配慮された絵だけに、たくさんのメッセージを感じます。
小学生の視点だからこそ、まっすぐ伝わってくるものを、
しっかり受け止めたいです。