小学校のおはなし会で、桜の題材の作品を読みたくてセレクト。
少し内容的に難しかったですが、散りゆく桜を見る視点として紹介してあげたかったのです。
おさびし山の桜の木と出会った旅人は、散りゆく花について、
生命の旅、という視点を教わります。
また旅に出て、再会しようと思った旅人は、切り倒されて風車になった姿を目にするのです。
とても哲学的なテーマです。
でも、生命はめぐりめぐる、という視点は大切にしたいと思いました。
幻想的な絵なので、子どもたちの心に少しでも残ってくれたら嬉しいな、
と思いました。