ジャングルに暮らす小さな可愛いゴリラ。 みんなこの「ちびちび」が大好きなのです。
おかあさんやおとうさんはもちろん、 おばあさんもおじいさんも。 ちびちびが生まれたその日から、みんな大好きなのです。
木に登ったり、葉っぱをくわえてみたり、ツルにぶら下がったり。 ……なんて愛らしいちびちび! どんな動きも、しぐさも、表情も。
そして、読者と同じように「ちびちびはかわいいな」と思っているのが、ジャングルの動物たち。オウムもさるも、でっかいへびだって。のっぽのキリンはちびちびを手助けし、ライオンのおじさんは彼を喜ばせようと悲鳴をあげてやるのです。
そんなちびちびに、ある日、素敵な事件が起こります。 それは……。
ゴリラを心から愛する作者が描く、ちびちびの成長物語。優しくあたたかい眼差しの中、「だいすき」の言葉が繰り返し響きます。こうしてみんなに見守られて、愛されて、子どもたちは大きくなっていくのです。この絵本を通してわが子に伝えたい気持ちはひとつ。「あなたが可愛くて仕方がない」ってことですよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ジャングルに生まれたゴリラは、仲間の動物たちみんなに好かれています。カバ、ライオン、キリン、ヘビ……森の動物たちとちびゴリラの交遊をユーモラスに描いています。
2歳半の息子に、図書館で借りました。
かわいくってあたたかな気持ちになる1冊です。
ストーリーもあたたかく、ゴリラのチビチビが
森のみんなに温かく見守られながら大きくなっていくものです。
そして、絵がとてもかわいい。
特にゴリラたちの黒くてフワフワした表現がかわいらしく、質感がよくわかります。
息子はとても喜んで読んでいました。
ちびちびと自分を重ね合わせているようです。
へび、ライオン、キリン、カバなど、いろいろな動物が出てくるのも楽しいみたいです。
膝に乗せてギューと息子を抱きしめながら読んでいます。
文句のつけどころがない絵本です。 (トゥリーハウスさん 30代・ママ 男の子2歳)
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