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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ぴるびーむ

その他の方・30代・千葉県

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ぴるびーむさんの声

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自信を持っておすすめしたい 美しい恋の物語  投稿日:2015/04/02
ファージョン作品集 4 リンゴ畑のマーティン・ピピン
ファージョン作品集 4 リンゴ畑のマーティン・ピピン 出版社: 岩波書店
ちょっと戯曲チックで、ものすごーくロマンチックな物語。

引き裂かれてしまった恋人たちを救おうと旅人マーティン・ピピンが

囚われの少女を救い出しに行くんだけど、その少女がいる塔を

6人の乙女たちが守っていて、その乙女たちの心を解こうと

次々に素敵なお話をする。

文学少女にはたまりません、外国文学好きな人はぜひぜひ。

ジリアンがたまんなく可愛い。

これを理解する子どもっているのかな・・・。図書室にとりあえずおいて

あっても、たぶん誰も読まない。でも、ぜんぶわからなくてもこの雰囲気

を好む女の子はいるとは思うんだけどな。

いつかうまく紹介できるといいです。
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なかなかよいと思う 魅力的このうえない!!!  投稿日:2015/04/01
おふろじゃおふろじゃ
おふろじゃおふろじゃ 作: オードリー・ウッド
絵: ドン・ウッド
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
陰影ある重厚な絵。宮廷の人たちのお洋服も、次々出てくる小道具も、

細かくきれいにかきこまれていてとても芸術的。わかりやすい可愛い絵に

慣れている子どもたちなら、いつもとちょっと違う雰囲気にびっくりするかも。


けれどページごとの文は短い。とても簡潔なセリフと少しの情景描写。

5分くらいかな。

何歳に読むのがよいのだろう…セリフの感じが面白いし、繰り返しだから5,6歳もいけると思うけど

小2,3あたりいちばん喜んでくれるのではないか、と思う。

でも大人数相手だと絵が見えづらいかも。

王様がチャーミングすぎて大好き。お小姓の表情や動きを追うのも面白い。

初めて見たとき、3回くらい読み返しちゃった。

大人も大好きな絵本だと思う。 
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自信を持っておすすめしたい シンプルな幸せ  投稿日:2013/10/15
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
のねずみのぐりとぐらは、森の中でとっても大きなたまごを見つけます。

何をつくろう?めだまやき?たまごやき? 
二人がえらんだのは、かすてら。
大きすぎて持って帰れないものですから、材料とおなべを持ってくることにします。

この用意のようすも、心躍るんです!二人が自分たちと同じくらいの大きさのリュックに、次々に準備したものをつめていきます。
「こむぎこ、ばたー、ぎゅうにゅう、おさとう、ぼーるとあわたてき…」

さあ、森の中で、おりょうりのはじまり。いしとたきぎでつくったかまど、ぼーるの中にはたまごをたっぷり使ったかすてらの生地。
最高なのはやっぱり、おなべのふたをとるところ。きいろいふんわりしたかすてらが、おなべからのぞいています。
大人になった今見ても本当においしそう。

「このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること」
な、ぐりとぐらですが、二人がすてきなのは、いつだってちゃんとみんなにごちそうするところです。最後は森の動たちとみんなでかすてらをほおばります。
お外で歌いながら料理して、おいしいおいしいってみんなで食べるなんて!
なんて幸せ。
永遠に人をごきげんにする絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 喝を入れられる  投稿日:2011/12/16
きみの行く道
きみの行く道 作・絵: ドクター・スース
訳: 伊藤比呂美

出版社: 河出書房新社
「きみの頭には、脳みそがつまってる。

 靴には、足が入ってる。
 
 つまり、行きたい方角へちゃんと行ける。」(本文より引用)


新しい世界へ出ていく人、もしくは

新しい世界へ出たいのだけれど怖がっている人に

ぜひ進めたい本です。

なまぬるくだらだらと生きていてはいけない。人生はひとすじなわでは

いかないけれど、逃げ・待ちの人生になってはつまらない。

大人に響く本だと思います。

あと、高校生・大学生の卒業プレゼントにもぴったりです^^
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なかなかよいと思う じんとくる絵本  投稿日:2011/12/15
サンタクロースはおばあさん
サンタクロースはおばあさん 作・絵: 佐野 洋子
出版社: フレーベル館
クリスマスイブが近づくと、天国で神様が貼り紙を出します。

サンタクロースを募集する貼り紙。

天国に来る前にしていた仕事はさまざまですが、中でも異色を放ってい

たのが… 1人のおばあさん。



始まり方は間違いなくこどもをひきつけると思う。サンタさんてこうや

って決めてるの!?みたいな。

強引にサンタクロースになっちゃうおばあさんが良いです。素質はじゅ

うぶん。男とか女とか、こどもを喜ばせたい大人には関係ありませんも

んね^^

そして、いろんなこどもたちにプレゼントを配るのです。

おばあさんがとっても会いたかったまごむすめのところにも…

意外にしんみりじんわりする展開ですよ!

「クリスマス」というテーマより、「(天国の)おばあちゃんとの絆」

のほうがしっくりきます。

けっこう大きい子までいけそうです。
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なかなかよいと思う 大人のための  投稿日:2011/12/15
サウスポー
サウスポー 作: ジュディス・ヴィオースト
絵: はた こうしろう
訳: 金原 瑞人

出版社: 文溪堂
これは絶対大人のための絵本。もしくは、ちょっとおしゃれなヤングア

ダルト。

ほんとは仲良しな2人のけんかが、手紙のやりとりで進んでいくのですが、

絵が文以上に語っているというか、絶妙。色使いもおしゃれ。はたこう

しろうさんのイメージが変わりました。

女の子のおしゃまな感じがすごく良い!ドライヤーかけながら手紙読ん

でる場面が私のお気に入りです。女っぽくてすてき。
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なかなかよいと思う 不思議なきもち  投稿日:2011/12/14
がいこつ
がいこつ 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 教育画劇
とっても不思議な絵本!

ストーリーというか詩なので内容紹介は省きます、、

絵は和田誠さんでとぼけているし、がいこつになって…という空想、面

白い内容なのですが。

最後のページを見て、私はたまらなく切なくなりました。なんでしょう?この感じ。

けっこう哲学的。読んであげるとかではないかも。何を学ばせるとかでもないかも。

手の届くとこに置いておいて、こどもに気の向いたとき1人で読ませ

て、不思議な気分を味あわせたいです(笑)
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ふつうだと思う 美しいお話  投稿日:2011/12/14
わしといたずらキルディーン
わしといたずらキルディーン 作: マリー(ルーマニア女王)
訳: 長井 那智子

出版社: 春風社
わがままで手のつけられない王女が戒めのために1人で城から遠く離れ

た塔に閉じ込められてしまい、そこで不思議なわしに出会う。

よくあるパターンのお話ですが、少し古めかしい雰囲気で挿絵がとても

美しくて重厚。

1つ1つのお話は短いです。でも、抽象的な場面もあり、けっこう読書

力というか空想力を要求されるかも。あまり派手ではないけれどいくつ

かの冒険を経て、キルディーンが成長します。

ラストは満足。素敵なお話だと思います。読書好きな中〜高学年の女の

子に、という感じでしょうか…。あとは大人。
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なかなかよいと思う よくしゃべるスプーンおばさん  投稿日:2011/12/14
スプーンおばさんちいさくなる
スプーンおばさんちいさくなる 作: アルフ・プリョイセン
絵: ビョーン・ベルイ
訳: 大塚 勇三

出版社: 偕成社
あるばんふつうのおばさんが ふつうのおばさんがするとおりベッド

にはいってねむったら、つぎのあさ なんとティースプーンくらいにち

いさくなっていたんです!

でも、やることはどっさりありました。そうじ、せんたく、ひるごはん

のパンケーキづくり。さあ、おばさんはどうするでしょう…?



けっこう長いんですよねー。早口めでも10分くらい。

ちっちゃくなったおばさんがおおきなベッドできょとんとしてる絵がと

っても良いです。そのあとの、スプーンおばさんの立ち回りを面白いと

思ってもらえるかどうか。おばさんが知恵を使う様子や、ぺらぺらぺら

ぺらしゃべるところがとても面白いんですが…6、7才のほうがわかってくれるかも。

自分で読むのにもとても良いと思います。
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自信を持っておすすめしたい ちびちびは、無敵!  投稿日:2011/11/25
ちびゴリラのちびちび
ちびゴリラのちびちび 作: ルース・ボーンスタイン
訳: 岩田 みみ

出版社: ほるぷ出版
「ちいさな かわいいゴリラがいました。

みんな ちびちびが だいすきでした。」

このはじまりの2行が、この絵本の全てだと思います。

ちいさい人は、こういうふうに無条件に愛されることができる。お母さ

んやお父さんや、周りのいろんな人から。ちいさくて、可愛くて、ほっ

ておけなくて…。

子どもの愛され方を見事に表した絵本だと思います。

3才くらいの子がぽかんとして聞いていましたが、くりかえされる「ち

びちびがだいすきでした」ににっこー^^としてました。

そして、ラストもとっても安心できる。

絵も、今っぽくはないのですがとてもあたたかいです。個人的には、ラ

イオンのおじさんのページがお気に入り(笑)こういう、ちびっこに優し

いコワモテのおじさんって、いますよね^^

ちびっこのうちにぜひ読んであげてほしい絵本です。
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