人は老いれば、いつかは「昔の国」の人になってしまうかも知れない。子供に教えるのに、この言葉は、とても適切であるかのように思えました。
大好きなおばあちゃん、でも時々、孫の名前をお父さんの名前で呼んでしまったり、突然いなくなったり、おかしな言動をしてしまうこといっぱい。
このお話は、5才の息子に、その現実を教えてくれて、素直に受け入れてくれるように書かれていると思いました。
息子は、おじいちゃんとおばあちゃんとは、遠く離れているので、こういうことは分かりません。
でも、こういうお話は、とっても大切だと思います。
自然に優しさが、出てくるような素敵なお話でした。