小学4年生の国語の教科書に載っていたお話です。
題名からは、「いろは・・・」の文字を順に追っていく、文字覚えの内容かと思ったのですが、幼いかっちゃんの「いろはにほへと」の暗唱が、侍同士の戦いを未然に防ぐまでに発展していく、思わぬ展開に驚きました。
長谷川義史さんのユニークな絵が楽しく、特に白壁のようにのほほーんとしたお侍の顔に、読んでいて吹き出してしまいました。
次女は、読み終えた後、しばらく、「いろはにほへと・・・」と言い続けていました。「あいうえお」とは違った音のリズムを楽しんでいたようです。