表紙を見たとき、あまりのかわいらしさに「ゼリー菓子」のようだと思いました。もし私が10代の頃に、この本に出会っていたら「かわいい」だけの感想しか持たなかったと思います。でも今は、あたりまえだと思っていたことに感謝できるようになりました。自然が美しいことや、住む家のあること、学校に通えることに素直に「ありがとう」と言えます。この本が50年も前に描かれたとはちょっと信じられません。全然、色あせていません。本の中に大きな犬がでてきて、女の子のほっぺをなめています。子供はこのページが気にいって「大きないぬがほしい」と言ってます。