すっごく面白かったです。
ちょっと残念なところは、表紙絵が、今いち人の目を引かないかな〜という感じがしたところです。ですから、敢えていいますね。表紙だけで判断しないで、中身を読んでください!面白いです。
これを読むとアボリジニの方たちは、「水をとても大事にしている」ことがわかります。そして、ユーモアがあることも!
水を分けてくれない(おおきなカエル)ティダクリから、水をもらうために他の動物たちがしたことは、ティダクリを笑わせて、おなかの中の水を吐き出してもらうこと!だったんですから。
ティダクリは笑いませんでしたが、私はエミューのダンスも、コアラの百面相も笑いました。
だけど、なによりウケたのはティダクリも笑ったウナギの怒りにまかせた変な動き。
作者の加藤さんは、アボリジニの方にお話を聞いただけなのに、こんな風に変で楽しい「ウナギの動き」を表現できるなんて、すごいです。
お勧め絵本です。