エリカ 奇跡のいのち」 アナンシさんの声

エリカ 奇跡のいのち 作:ルース・バンダー・ジー
絵:ロベルト・インノチェンティ
訳:柳田邦男
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年
ISBN:9784062124850
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 23
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  • 今、考えて欲しいいのちのこと

    • アナンシさん
    • 40代
    • その他の方
    • 東京都
    • 女の子20歳、男の子16歳

    終戦記念日も近い今、ちょっと大人に近づいた子どもたちにどうぞ。
    幼い子には、ほんとうの物語だけに、辛すぎるかも。でも、いつか戦争のこと、いのちのことを考えて欲しいと思うとき、良い材料になると思います。
    作者は、ある少女エリカと出会う。自分の親も、誕生日も知らない。しかし、両親に、心から愛された証として今、生きている。彼女は、ユダヤ人。そして、捕虜収容所に送られる列車の窓から、おくるみにくるまれて、外に投げ出された赤ん坊なのだ。赤ん坊を投げ捨てると言う究極の選択。それしか、自分の子どもを守る術がなかった。その赤ん坊は生き延びた。これぞ‘奇跡の命’なのである。
    絵の確かさ、美しさ、抑え目の色彩。すべてがこの物語をしっかりと支えていると思います。

    投稿日:2008/08/14

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