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一緒にあちこち行った気分!
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投稿日:2015/12/24 |
楽しめました!娘(4歳)と懸命に探しました。
これまで知っていたこの類の本は、子供は夢中になっても、わたしは楽しめませんでした。けれど、これは、大人も楽しめるものです。
アデールとシモンと一緒にパリをあちこち行った気分になるし、すこし高いところに視線があるのでは?風にでもなったような気分でわくわくします。
帽子がどうしても見つけられなかったのですが、最後に見事に種明かしもしてくれて、すっきり。全てどこにあるか分かったあとでも、今度は物語に本腰をいれて、何度でも楽しめます。
おとしものに目くじら立てずにそれを楽しんでしまうこの話。しかも、人の善意ですべてシモンのもとに戻ってくるのは、どこかほっこりもする物語です。
行く先々に友達がいたからこそ、みんなシモンのものだと分かって持って来てくれます。いつも行くところがあって、そこに挨拶する人がいるって、なんて心の暖かくなることかと思います。人とのつながりも感じた本でした。
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おきゃくさま!
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投稿日:2015/12/18 |
表紙の絵をみてしばらく敬遠していましたが、読んでみてると、がらっとイメージが違いました。
まじめにはたらくことは知っていて不自由のない生活だけれど、とても幸せというには、なにかが足りない暮らしを送るねこのくにの住人たち。そこへ音楽と踊りの異文化を持ち込んだおきゃくさま。この「さま」がついてるのがねこたちの気持ちを表してます。ねこたちに、たのしいという感情を芽生えさせてくれます。
人によっては、人生への意識を変えてしまうくらいの内容だと思う。かくいう私も、まじめという無難な道具を大事に使ってほぼ全ての時間を過ごし、たのしいという感情をどれだけ知っているか・・・どきっとする内容でした。
おきゃくさまが、ねこたちを惹きつける力にも目を見張るものがある。みているだけで気持ちがよくなるような感動的なレベルの音楽と踊りだからこそ、ねこたちの気持ちを振り向かせられた。そんな感動めったにあるはずがない!ので、これは、この本を読んでねこたちと一緒に感動してしまおう、と思います。
すこし気持ちをほぐして、ゆったりと楽しむ気持ちを味わいたくなりました。
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これは、よい本!
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投稿日:2015/12/12 |
ずっと家で眠っていた『とけいのほん1』と『とけいのほん2』、娘がお休み前の本に選んだので、これはおもしろくないのにな、と思いながら読み始めたところ、見事な説明!わたしも改めて、時計の読むときの頭の動きを認識しました。
4歳の娘には、まだ時計の読み方はちんぷんかんぷん。でも、2冊とも飽きずに聞き入っていました。物語性もあり、飽きさせません。それに、リズムも言葉にのって、読み聞かせるほうもなかなか楽しいです。
これは、5回6回と読み聞かせているうちに、きっと気が付いたら時計は読めるようになっているはず。
ほかの時計のほんは読んでいないけれど、この本だけで満足です。
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大切なことを伝えてくれる。
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投稿日:2015/12/12 |
夜、寝る前に読み聞かせました。
同じようなテーマの絵本はほかにもあるかと思うけれど、この絵本は、その大切なメッセージをとてもわかりやすく伝えてくれていて、子供も何度か読むうちにその思いを静かに胸のうちに受け取ると思います。
以前、この本を読み聞かせたときは、入り込むような空気を感じられなかったけれど、4歳になり落ち着いて物語に気持ちがはいっていったようです。
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ママはぼうやをずっと見守ってる。
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投稿日:2015/12/09 |
まだ「ママ」くらいしか話せない、あどけない時期のカバのぼうや。
ごはんの草をもぐもぐもぐ・・・と食べるときも「ママ」、ねむるときも「ママ」、そのひと言ひと言に、ぼうやのママを求める気持ちがつまっていて、ページをめくり、「ママ」「ママ?」と読み聞かせているいるうちに胸がいっぱいになってきます。
保護された動物園?で、おおきなカメの顔をみるなり「ママ!!」と声をあげるぼうやを、カメの方も愛おしく思った様子にほっとします。姿は見えなくとも、「ママ」はぼうやのことを見守ってるのを感じました。
色合いの落ち着いた、シンプルなデザインでおだやかな海、あれくるう波、ひろい海を表現していて、気持ちを分散されずに物語に集中して読みすすめられました。
娘(4歳)は、最初読んだときにはカメに「ママ!」と呼びかけるカバのぼうやの姿に「ママじゃないやん!」と最近お得意のつっこみをしましたが、「もういっかい!」というので一緒に読むと、すこし何かがわかったのか神妙な様子でした。別れを扱った絵本を読むのは初めてでした。
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母に仏に守られたひめ。
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投稿日:2015/12/07 |
絵本に有吉佐和子さんの作品があるのを偶然みつけ、また秋野不矩さんの絵の美しいのにひかれて、読みました。
子どもの信じる力の強いときに読むのが一番だろうけれど、秋野不矩さんの絵と有吉佐和子さんの語りに引き込まれて、とおい昔のうつくしい世界にすっと入っていけました。
母に守られ、仏に守られるままに、ひめの運命はとんとん拍子に動いていくけれど、母や仏への恩を忘れていないのが最後に語られて、こんな姫だからこそ出会いにも恵まれたんだろうなと。うつくしい伝説が語り継がれるほど愛されたひめだったんでしょうね。
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ねこにも秘密が!
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投稿日:2015/12/03 |
ねこのマルコムは夜になるとどこかへ消え去り、朝かえってくるとあとはまるくなって眠るだけ。夜になるとどこでなにをしているのか・・・、そんな気持ちを引き込んでいくストーリーです。
さいしょのページでもさいごのページでも、同じようにまるくなって寝ているマルコムだけれど、彼のひみつを知ったあとでは、まるで別のねこにみえます!
娘は近頃は幼稚園でのことを聞くと「ひみつだから!」ということも。そんな娘はこの絵本に共感を覚えたのか、読み終わったとたんに「もういっかい!」・・・うれしい声です。
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「いっしょにあそぼ。」−勇気。
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投稿日:2015/12/03 |
勇気をもって言ったひと言、「いっしょにあそぼ。」
小さい声であってもそのひと言が言えたからこそ、ふたりは友達になれた。
最後のほうのページの楽しくてたまらないという様子の二人の絵をみるにつけ、行動できたその女の子の勇気に感動を覚える。
親の知らないところで、子ども達は勇気をふりしぼって、自分の世界−友達の輪をつくりあげようとしているんだなと思うと、幼稚園に行ってからの加速度的な成長ぶりに納得がいく。
かなえちゃん、よい友達にであえてよかったね。
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にくめないとら☆
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投稿日:2015/12/02 |
おちゃをしようとしたちょうどのタイミングでやってきて、自分の好きな分だけ、ケーキにクッキーにおちゃに、家のものぜんぶ!しまいには水道の水まで全部たいらげて満足して帰っていくとら。
そのとらの食べっぷりを好意的に受け入れる女の子とおかあさん。
そして夕飯がないのなら外食しようと提案して、二人の思いをさらに勇気づけてくれるおとうさん。
こんな家族のもとにやってきたとらだからこそ、こんなに好き勝手してもにくめないし、こんなに食べちゃう飲んじゃう〜!?と爽快な気分になります。
娘(4歳)も何度読んでも飽きないようです。大人にとっても、絵も色使いもおしゃれなやわらかさがあって楽しめます。これも手元にもっておきたくなる絵本です。
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つまづいても、ころんでも。
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投稿日:2015/11/26 |
おとなも子どもも励まされる一冊。
子どもは実際につまづいたり、思うようにいかなかったりして、かなしいさんになることが多いでしょう。
おとなもかなしいさんになる中心は心の中にうつっても、同じことだと思います。
うれしいさんからかなしいさんになることも真実ながら、かなしいさんからうれしいさんになれることに希望が持てることを教えてくれると思います。その年齢と経験によって、いろんなことがくみ取れる絵本だと思います。
まえからとうしろからと読んでいくのも楽しく、何度もくりかえし読みたくなります。それは子どもも同じようです。
この本は図書館で借りましたが、手元にいつまでもおいておきたく購入する予定です。友達のお子さんにもクリスマスのプレゼントにしようと思っています。
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