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絵本紹介
2024.03.25
学校や職場で新年度がはじまる春。今まで慣れ親しんだ場所を離れることへの不安や、新しい環境での戸惑いや緊張を感じるのは、子どもも大人も同じです。変化の季節特有の落ち着かなさに、少し立ち止まりたくなったなら、開いてほしい絵本があります。
新しい場所で少女の世界が広がる様子を色彩の広がりとともに描いた絵本。お別れの予感を抱きながら、いとしいものを見つめる絵本。困難な状況に想像力で立ち向かう子どもたちを描いた絵本。子育てに奮闘するお母さんをやさしく抱きしめてくれる絵本。
大人になり、絵本の絵と文章の背景にある感情や世界の手触りまで想像できるようになりました。絵本の奥に広がるメッセージが琴線に触れたとき、湧き上がってくる感情は心の土壌を耕してくれる。その豊かさは、どんな環境でも自分を見失わない強さになると信じています。大人の心に響く絵本は、いつしか子どもの手に渡り、いつかきっと彼らのお守りにもなるはずです。
出版社からの内容紹介
壁の向こうに広がる世界 少女の空想を美しくえがいた絵本
引っ越しをしてきた少女が、あたらしいお家で「おとなりさん」について考えをめぐらせます。そばにいるのに、かすかな声や、足音、パタンと閉まるドアの音がきこえてくるばかりで、なんだかとらえどころがないおとなりさん―—。
わたしの へやの てんじょうは だれかの ゆかだし、
わたしの ゆかは だれかの てんじょう。
もし、かべを つきぬけて てを のばせれば、
ほんとうに だれかに さわれるかも。
その だれかは、あたらしい おとなりさん!
想像と夢と現実が入り混じった世界が、最初、色彩をおさえて描かれ、少女の世界がひらいていくにつれ、絵もまたあざやかに色づいていきます。
この書籍を作った人
1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。独特のユーモラスであたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中。おもな作品に 「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさんのにわ」シリーズ(絵本にっぽん賞受賞)「くもくん」(以上ポプラ社刊)、「あぶくアキラのあわの旅」(理論社刊)、「ごきげんなすてご」シリーズ、「ふたりでまいご」「ねこと友だち」「マンホールからこんにちは」「アイスクリームでかんぱい」「あかちゃんのおさんぽ@A」「ねこのなまえ」(以上徳間書店刊)など多数。「ふたりでまいご」の姉妹編、「ふたりでおるすばん」が徳間書店から11月に刊行予定!
この書籍を作った人
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業。広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、フリーランスのイラストレーターに転向。新聞・雑誌・バレエ専門誌・児童書籍の挿絵など幅広く手がける。
この書籍を作った人
東京外国語大学大学院修士課程修了後、10か月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している。訳書に『フルーツちゃん!』『ごきぶりねえさんどこいくの?』(ともにブルース・インターアクションズ)など、再話に『ノホディとかいぶつ』(福音館書店)、『アリババと40人のとうぞく』(ほるぷ出版)、『2ひきのジャッカル』(玉川大学出版部)がある。
この書籍を作った人
1910年オランダ アムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、および絵本作家として、米国でもっとも活躍した芸術家のひとり。「あおくんときいろちゃん」(至光社刊)「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」「さかなはさかな」「うさぎをつくろう」「じぶんだけのいろ」(以上好学社刊)などの作品がある。1999年没。
この書籍を作った人
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。
この書籍を作った人
水が流れる風光明媚な山の中の学校で視覚デザインを、遠くの海辺の村の学校でイラストを学び、現在はイラストレーター、絵本作家として活躍している。おもな作品に『すいかのプール』(訳:斎藤真理子、岩波書店)、『おばあちゃんの夏休み(할머니의 여름휴가)』(第57回韓国出版文化賞)、『なぜっていうと(왜냐면…)』、『こんにちは(안녕)』、『ゆきのこども(눈아이)』などがある。
文:栗田奈緒子 編集:木村春子