飼っているネコのナナが、
だんだん年をとって、
いろんなことがわからなくなった。
何度もごはんを食べたがるし、
ヘイにのぼれなくなるし、
あたしにかみついたりもする。
でも、ナナはずっと、
まるでもう一人のおかあさんみたいに、
あたしに、いろんなことを
教えてくれた。
ナナのおけいこ。
それは、今も変わらない…。
大きくなっていく女の子と、
年をとっていくネコ。
すぎていく時間の
いとしさとせつなさが伝わる、
むねを打つ絵本です。
老いを描いたロングセラー絵本
『だいじょうぶだいじょうぶ』の
いとうひろしが贈る、
感動の1冊。
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