庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
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「続・どろぼうがっこう」2点同時発売記念!ワークショップレポート&編集者インタビュー

40年前に、かこさとしさんが「どろぼうの絵本なんて!」と怒られるのでは・・・と心配なさりながらも、偕成社から刊行された絵本『どろぼうがっこう』。
それが今や皆さんもご存知の通り、子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんまでをも魅了してしまうロングセラー絵本として読み継がれています。
「続きのお話が読みたい!」そんな読者からの願いが、ついにかないました。
『どろぼうがっこう ぜんいんだつごく』、『どろぼうがっこう だいうんどうかい』の2点が同時に登場です! その発売を記念して、書店で行われたイベントレポート&編集者の方へのインタビューをご紹介します。お楽しみください!

『どろぼうがっこう』、そして続きのおはなしはこんな内容です!

山また山の村はずれにあるおかしな「どろぼうがっこう」の話・・・どろぼうの学校?

そう、もう子どもたちはこのキーワードだけで目がキラキラしちゃうはずです。
だって、どろぼうが学校で何を教わるのでしょう。
先生はどんなどろぼうなのでしょう。
生徒たちはどんな様子なのでしょう。

どろぼうがっこうの校長先生は、世にも名高い「くまさか とらえもん」先生。
くまさか先生はあるとき授業の終わりに宿題を出します。
「明日までに何かどろぼうをやってこい。」
「はーい。」「へーい。」「ほーい。」「わかりやしたー。」
可愛い(?)生徒たちは、返事をして帰っていきます。

翌日。さて、どんなどろぼうをしてくるのかと思いきや。
自分のうちから取ってきたとか、ありのたまごをどろぼうしてきたとか・・・
とんでもないどろぼうばかりで、くまさか先生はかんかん!
でも、すぐににっこりしてこう言うのです。
「明日は隣村まで、みんなで遠足にいきます。」
どろぼうが遠足、つまり!?

ぶっそうだけど、愛嬌があって。
ちょっぴり怖いけど、かなりお間抜け。

こんなおかしなどろぼうがっこう、ありえないから面白い。
予測がつかないから引きこまれちゃうのです。
1973年の発売以来、ずっと子どもたちを喜ばせ続けているこの絵本。
かこさとしさんの代表的な作品の一つでもあります。

みなさん。遠足にでかけたあとの『どろぼうがっこう』の結末がどうなったかをおぼえていますか? そう、最後は全員ろうやに入ってしまったのですね。

さて、その続きのお話を描くのですから、まずは「どろぼうがっこう」のみんなをろうやから出す、つまり「脱獄」をさせなくてはなりません。
作者のかこさとしさんはずいぶん悩んだそうです。脱獄の記録を調べ、驚嘆し、狂喜したあげく、あんまり見事な脱出法を描いて手本になってしまったらいけないと迷い、描き直し・・・。
結果的にたどり着いた、驚きの脱獄ストーリーとは!?


どろぼうがっこうのみんなは、刑務所の規則を守り、少しぐらいつらい事があっても我慢して毎日を暮らしていたので、すっかりみんなの手本になっていました。
そんなある日、ついにくまさか先生が動きだします。
「そろそろいい頃合いになった。二月四日の八時、だつごくするんだ。」
「はーい。」「へーい。」「ほーい。」「ここをにげだすなら『にげだつ』と言ったほうがええですね。」
相変わらずのんきな反応の生徒たちですが、その日は近づいてきます。
ところが、思わぬ出来事がどろぼうがっこうのみんなを待ち受けていたのです・・・。

ページをめくるたびに起こる予想外の展開に、大人も子どももドキドキするやら、あきれるやら。そのまま笑いが止まらなくなって。気がついたらすっかりどろぼうがっこうの面々との再会の喜びを満喫していることでしょう。

『どろぼうがっこう ぜんいんだつごく』と同時に発売されたのが『どろぼうがっこう だいうんどうかい』。「ぜんいんだつごく」では、驚きの方法で見事にろうやから脱出することができたどろぼうがっこうの面々。今度はなんと運動会を開催しちゃいます!

どろぼうがっこうの運動会? 一体どんな競技が繰り広げられるのでしょう。
想像するだけで、ドキドキしてしまいますよね。
まずは我らがくまさか先生の開会のあいさつ、続いてどろぼうがっこうの応援歌。
「♪ われらの ほこりは どろぼうがっこう ♪」
そしていよいよ競技が始まります。
「ドルばこリレー」に「ニセさつわたし」。うーん、なんだか名前だけでもしびれます。
更には見物に来た村人たちとともに「あきす音頭」を楽しく踊った後に、お昼の時間です。
ところが。あれ、あれ、あれ?
「わしの弁当がない。」「おれのふくがないぞ。」
何が起きたのでしょう?

どろぼうがっこうの競技を村人たちが見学する、ちょっと不思議なこのお話。
でもやっぱり抜群に面白いのです。
次々に行われる競技の内容はもちろん、応援歌をうたいあげるどろぼうがっこうのみんなの誇り高い顔!
楽しそうに一緒になって「すきさえあれば ぬすみあい♪」なんて歌っちゃっている、人の良さそうな村の人々!
読み終わった後には、すっかり満足した気持ちになれちゃいます。

かこさん、続きのお話をつくってくれてありがとう!
思わず心からお礼を言いたくなってしまいました。

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作品紹介

どろぼうがっこう
作:かこ さとし
出版社:偕成社
全ページためしよみ
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