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家がまずしい優等生のマルティン、作家志望のジョニー、おくびょうで心配性のウーリ、うでっぷしは強いがやさしいマッツ、頭の回転がはやいセバスチャン。ドイツの寄宿学校でくらしている少年たちは、それぞれのなやみや、悲しみをかかえています。もうすぐクリスマスをむかえるころ、つぎつぎとさわぎが起きます。 信頼できる大人とのふれあいを通して成長していく少年たちの、かなしみと感謝、友情と正義、そして人情の物語。

うわぁ〜っ!!
「飛ぶ教室」の最新版!?
読みやすそうだし
絵も素敵
最上一平さんの文が
すごくわかりやすいのです
この児童書の素晴らしさは
故 河合隼雄氏が名作だと本に書いていらして
完訳版を読んだのですが
じっくり読める時間がない時で
何度も始めの方を読んで、また積読・・・
みたいな(笑
子どもの頃に
この本に出逢っていたらなぁ〜
と、思いました
カタカナの名前が苦手なもので
最初に絵で紹介されているのが
とても助かります
絵の雰囲気がとてもイメージ通りで
素敵です
5人組の活躍、友情、アイディア、敵対関係
家族、貧困、家族の事情
素敵な大人、素敵な先生の対応・・・
いろいろなことが含まれていて
いつの世も変わらないんだなぁ〜
と、思わされます
古さを感じません
大人が読むべき本かもしれません
ポプラ世界名作童話の(20)だそうです
他の作品も読んでみたい名作ばかりです (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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