世の中には不思議なものが色々ありますが、これも不思議な本です。およそ絵本の装丁とは違いますが、著者が元永さんだったので、ページをめくる前は自叙伝かと思いました。中をめくってびっくり!驚いたのなんの!! 見覚えのある元永さんの絵に全く意味不明のことばが書かれています。タイトルの「ちんろろきしし」に続くのは「ぴろめぱじらせよきみじれ」…!どのページもどのページも?のことばが続くのです。
でもどのように読んでも良い、どこから読んでも良いということのようですので、じっくりゆっくり楽しもうと思います。「もこもこもこ」「もけらもけら」「ころころころ」「カニツンツン」「いろ いきてる」など元永ワールド満載の絵本とは言えない絵本です。サプライズ探しも出来そうです。 (こぶた文庫さん 50代・せんせい )
|