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著者は児童精神科医として半世紀以上も臨床に携わり、子どもたちの健やかな心の成長を願い、見守り続けてきました。 「感動と意欲の源泉を育てる」「『いい子』に育てないすすめ」「子どものウソについて」「自立に必要な依存と反抗」など、乳児期から思春期までそれぞれの発達段階で、子育てをする際に心にとめておきたいことを、子どもとその家族に向き合ってきた著者が、その経験を踏まえて読者に語りかけます。

子供を見守る上で不安なことどうしたらいいか分からないこと、そんなときの対応のヒントがギュッと詰まった一冊でした。子供に親が与えたいと思うキャッチーなオモチャやいろんな商品があると思うのですが、本質的な意味で親が子供にプレゼントする必要があるものってなんだろう?という問いの答えが見つかると思います。子育てで悩んだり立ち止まった時に、折に触れて読み返したい一冊です。自分は色んな問題を抱えて育ってきたけれど、我が子が私の愛情で救われるなら努力したいなと思えました。佐々木先生が目の前にいて話しかけてくださっているように感じる本でした。 (gogoteddyさん 40代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)
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