〈本屋 本の木〉のかたすみで、本に積もったほこりから生まれた子ねこのルビ。
ここのところ毎日、お気に入りの本を読みにきていた黒ねこのマック・ロウが急に姿を見せなくなったのは、なぜ?
心配になったルビは、マック・ロウが看板ねこをつとめるカフェ〈月の庭〉を訪れます。すると、思いがけず、すてきなことが!
━━この港町にやってきたばかりの“海賊”との出会い、はじめて目にする大きな楽器、奏でられる美しいメロディ。つい踊りだしたくなっちゃうよ!
思いきって、一歩、二歩、と足を踏みだせば、世界は豊かに広がっていきます。「本屋さんのルビねこ」シリーズ第4弾です!
編集者コメント
ねこも人間も生まれたときはひとりぼっち、だから友だちになれるのかもしれません……。
思うように行かなくて自信をなくしそうなときも自分を信じて……。
小さくてもピュアで前向きはルビねこが、新しいものに出会い少しずつ成長していくシリーズです。
たっぷり入ったキュートなねこのイラストもお楽しみください。
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