
赤い機関車ホブ・ノブはこひつじ、いぬ、ねこ、あひる、めんどり、しちめんちょうを乗せて、遊園地へ向かいます。途中、真っ暗なトンネルに近づくと、動物たちは怖がって大騒ぎになりました。ホブ・ノブはトンネルの中で汽笛を鳴らし、明るい火の粉をたくさんはきだして、みんなを安心させます。遊園地では心ゆくまで遊んで……。

こどものともシリーズが好きなのでこの絵本を選びました。少しレトロな雰囲気の漂う機関車の描き方が素敵でした。主人公が自分の負担が増えても人の心を心地良くするために気を配っているのが素晴らしいと思いました。皆が不安になっても解決策をすぐに思いつき実行する主人公はとてもかっこ良かったです。機関車に興味のある方は勿論、そうでなくとも楽しめる絵本だと思います。 (なびころさん 30代・ママ 女の子2歳5ヶ月)
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