世界初の鯉のぼりの本!
かつて武家には、端午の節句が近づくと玄関先に幟や旗指物などを飾る習わしがありました。それを江戸中期に町人が真似るようになり、中国の故事「登竜門」にちなんで、幟を鯉の形にしたのが鯉のぼりの始まりとされています。
そんな歴史から、時代や地域ごとの特徴、鯉のぼりができるまでの工程や現代のさまざまな製品を解説。あわせて全国の鯉のぼりイベントや、鯉のぼりのある風景、鯉のぼりを通じた国際交流なども紹介します。
目玉は、古今300点以上にのぼる鯉のぼりコレクションから厳選した100点以上の図鑑です。老舗人形店の吉徳が所蔵する鯉のぼりの浮世絵もみごと!
【編集担当からのおすすめ情報】
江戸期は和紙で、5mを超すような鯉のぼりも作っていました。やがて素材は木綿や化学繊維に変わり、現在のような色とりどりのものへと変化していきます。
金太郎が乗っているデザインや、関東・関西の仕様の違い、デザイナー鯉のぼりなど、鯉のぼり文化のすべてが分かります!
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