2006年〜2007年に強烈なセンセーションを巻き起こした「赤ちゃんポスト」。
本書では,緊急下の女性という最も暗き存在に光を当て,
改めてこの装置の本質的な課題に迫る。
赤ちゃんポスト発祥の地ドイツでの最新の実態や研究の動向,
国内での赤ちゃんポストの取り組みの紹介を通して,今後の議論の基盤をつくる。
◆推薦の言葉
・・・ドイツに竹林の筍のように九十九の赤ちゃんポストが誕生した背後にホロコーストの歴史がありそうなこと,過ぎ去れない過去に因循しがちな日本には,六年が経ちながらわずか一つの赤ちゃんポストしか生まれていないことも,われらの大きな課題であることを本書からわたしは教えられた。
作家 井出孫六
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