【新装復刊】
ひき蛙はなぜ王女になるのか、呪いは何を意味するのか――ユング派の分析家であり、童話、神話の深層心理学的研究における第一人者である著者が、グリム童話や北欧民話などをテキストに、おとぎ話に表れる無意識の問題への考察やモティーフの持つ意味を解釈する。
心理治療やカウンセリングの専門家はもちろん、おとぎ話や児童文学に関心のある人へ。
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私たちは、おとなになるためにたくさんの「子どもっぽさ」を切り捨ててきたのですが、実は捨てたはずのものの中に、「子どもっぽさ」というだけではすまされないもの、たとえばみずみずしい世界との一体感などが含まれていたかもしれません。それはいわば、人間存在のいちばん深いところにつねにありつづけるものということができるでしょう。(訳者まえがきより)
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