この世ならざるものの象徴として古今の物語に現れ続ける存在、鬼――。彼らをめぐる名作が集結! 新機軸の文豪×怪談アンソロジー、待望の第二弾。
人の世に光がある限り、「鬼」は必ず現れ続ける。喰らい、奪い、時に魅惑する異形の者たち。幾千年の月夜を駆け抜け、現代に、そして未来へも向かう──。恐ろしくも妖艶な至高の短篇がここに集結。新機軸怪談傑作選!
【収録作家】泉鏡花/高田衛/上田秋成(円地文子訳)/京極夏彦/福永武彦/坂東眞砂子/田辺聖子/三橋一夫/北村透谷/小松左京/倉橋由美子/中井英夫/手塚治虫
異形の饗宴!鬼だけが集う珠玉のアンソロジー、誕生。
【目次】
泉鏡花「鬼の角」
高田衛「月の夜の鬼たち」
上田秋成/円地文子訳「青頭巾」
京極夏彦「鬼情──上田秋成 雨月物語・青頭巾より」
福永武彦「鬼」
坂東眞砂子「鬼に喰われた女」
田辺聖子「水に溶ける鬼」
三橋一夫「鬼の末裔」
北村透谷「松島に於て芭蕉翁を読む」
小松左京「黄色い泉」
倉橋由美子「安達ケ原の鬼」
中井英夫「黒塚」
手塚治虫「安達が原」
編者解説
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