東京大空襲で家は全焼、疎開先で職がなく税務職員の道へ。多くの税理士を魅了した著者の生きざまを通して、自由職業人たる税理士の作法、人の血が通った租税法律主義を説く。
【目次】
人間の感性から税をみつめてみたい
第1部 自由職業人の誕生
1 税理士前夜ー山本家のワビ、サビ、洒落
2 税の道へー「ノー」を「ノー」と言える自由のために
3 開業した頃ー武士は食わねど高楊枝
第2部 自由職業人の輪
4 受験指導ー自分のアタマで理解して
5 山本守之税理士事務所ー税務は「中年の科学」
6 ベストセラー作家ー消費税導入物語
7 海外視察ー世界の多様な現実からみた税のあり方
8 守之会ー租税における民主主義を体現する
第3部 自由職業人の心得
9 税理士とは何か
10 課税の根拠は法律にあるー貸倒れは単純ではない
11 法律を正しく読むー寄附金の課税要件
12 取引・行為の形式ではなく実質をみるー交際費3要件と個人的歓心
13 取引の現実を知るー損害賠償金の課税をめぐる議論
14 通達の限界ーロータリークラブ会費等の取扱いの変遷
15 課税される意味ーSDGs時代に寄附金課税をみつめなおす
16 立法作法に厳しいまなざしをー役員給与の損金不算入規定
17 経営の知恵と官僚の知恵ー減価償却の目的を考える
18 「お役所本」を疑えー“伝家の宝刀”の中の租税正義
大切な人を想う心で税をみつめたい
おわりに
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