私は虫採りに出かけるときは、いつも出発前からわくわくしている。
なぜか、今日はどんな虫に出会えるか楽しみなのである。
ある虫の食草と生えている場所がわかると、そこに行けば、その虫に出会える。
しかし、一般に野外でどんな虫に遭遇するかは99%偶然なのである。
本書では、日光国立公園地域以外で、自然環境が比較的多く残っている栃木県が設定、
設置した自然公園および森には現在どんな昆虫類が生息しているかを
2019年から2023年までの5年間にいくつかの地点で調査した結果をまとめてみた。
T栃木県県民の森(矢板市)
U益子県立自然公園(益子町、茂木町)
V太平山県立自然公園(栃木市)
W唐沢山県立自然公園(佐野市)
X前日光県立自然公園(鹿沼市)
Y足利県立自然公園(足利市)
Z宇都宮県立自然公園(宇都宮市)
[那珂川県立自然公園(那須烏山市、市貝町、茂木町)
\八溝県立自然公園(大田原市、那須町、那珂川町)
]その他、井頭公園(真岡市)、根古屋森林公園(佐野市)など。
本書において栃木県内の森や自然公園で様々な昆虫類との出会いを楽しみながら、
出来るだけ自然の状況や出会った人達の様子などにも触れるよう努めた。
そしてまた、本書に記録した昆虫類と共に今ある自然環境を末永く保全する資料として
役立てていただくよう願うものである。
はじめに より
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