
朝起きていう言葉を忘れてしまったねこさんは、みんなに聞いてみることにしました。ねこさんとおともだちの会話から、あいさつの大切さはもちろんのこと、言葉をかけてくれる相手がいるあたたかさに気づく絵本です。

大事な言葉って、こんなにもたくさんあるのですね。
普段意識せずに使っている様々な挨拶の言葉は人間関係を円滑にする役目も果たしているから、忘れるわけにはいきません。
でも、主人公のねこさんは、それら全てを忘れてしまったようです。
そんなねこさんに、優しく楽しく教えてくれる仲間たち。
挨拶の言葉を教えながらも、ねこさんとの交流を楽しんでいるようです。
それにしても、パパとママの大切な用事って、何だったのでしょう。
それを気にしながら絵本を閉じる、余韻が残る内容でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子23歳)
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