
ぜったいに、秘密、だった。あの計画が失敗するまでは??。 だれにも話せない家族の事情をかかえて、ひとり懸命に暮らしをつむいできたオードリー。それでも、親友のカヴィとイナラ、郵便局員のモーさん、医師のアデオラ先生に商店のデイビスさん……、オードリーは地域の人々とあたたかい関係を築きながら、毎日を明るく生きていた。そんな中、困りごとを解決するために、オードリーは大きな事件を起こしてしまう。孤軍奮闘していたヤングケアラーの少女が、周囲や社会の助けを得て希望を見出していく、現代社会を生きる子どもたちにぜひお勧めしたい一冊です。
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