
パパはねむるまえ、わたしたち3人に、いろんな話をしてくれる。遠くはなれたふるさと、パレスチナの話も。エルサレムの町のようす、いろんな音やにおい、そこに住んでいたひとびとのことーー。わたしたちは、一度も行ったことのないふるさとに、いつかもどりたいと願ってる。 パレスチナ系アメリカ人2世の作家が自身の経験をもとにえがく、国境をこえて生きるひとびとの物語。解説は、東京大学中東地域研究センター 特任准教授の鈴木啓之さんにお願いしました。作者による用語解説とあとがきも読みごたえがあります。

アメリカで暮らすハンナさんが、父親から聞いたふるさとパレスチナの風景が描かれています。
親族が暮らすというパレスチナは、平和と幸せに満ちあふれています。
それだからこそ、今のパレスチナ、ガザ地区とのあまりに違う差異が絶望的に思えてしまうのです。
本当はこんな国だったということを、哀愁を込めて訴える絵本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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