遠目に見ると無地に見えるほど細かな文様が染め出されている江戸小紋。
そのルーツは江戸時代の武士が身につけた裃と言われています。
武士に好んで使われた格式のある文様から、江戸の庶民に愛された遊び心のあるユニークな文様まで、多くの粋な柄が存在します。
その模様の成り立ちや言われなどにも着目し、美しい柄を見るのはもちろん、読んで楽しむことも出来る内容です。
88年の歴史を持つ染色工房、二葉苑に引き継がれてきた江戸小紋の柄を200柄以上紹介しています。
きもの好きの方にはもちろん、和の文化に興味のある方、またはテキスタイルやデザインの勉強をされている方も参考資料として活用していただける内容です。
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