
原発事故によって無人の町になった原発のある大熊町や双葉町。そこでは原発災害の風景が次々と消え、がれきや除染土は中間貯蔵施設へ。そうした中で土地や家族を奪われた人の思いや願い、取り組みをつぶさに伝える。

東日本大震災が起きてから15年が過ぎました。
多くの復興再生の姿を目にしながら、原発事故で取り残された地域の変貌を見るとやるせない気持ちになります。
自分たちの歴史を急に閉ざされ、あきらめなければならなかった人たちがあまりに多いからです。
その人たちは、大多数のそうでない人たちと、社会の移り変わりに埋もれていくのでしょうか。
失われたもの、消えてしまった風景を、写真を通して突きつけられると、原子力発電所の抱えるリスクを改めて考えさせられます。
ちょうど柏崎刈羽原発・6号機の再稼働のニュースを聞いたタイミングで、この絵本はひとつの視点を提供しています。
安全性に関して、絶対的な保証はありません。
リスクをどれだけ容認するかという葛藤を、残したままでしょう。
大多数の心配のいらない人たちのために。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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