はるです。999ひきのかえるの兄弟が池の周りを散歩していると……。
みんな大好き「999ひきのきょうだい」のお話はまだまだ続きますよ。今回の主役は、999ひきのきょうだいとカルガモのあかちゃん!
「さんぽ さんぽ」
にぎやかな春の池をさんぽする999ひきの兄弟たち。一番大きなお兄ちゃんを先頭に、ぴょんぴょん列をつくって楽しそうについていきます。ところが、眠くてうとうとしてしまったお兄ちゃん。
「おにいちゃん、ねちゃ だめー、おきてー!」
あれれ、お兄ちゃんに声をかけたのは知らない子。カルガモのあかちゃん、カルガモちゃんです。迷子になったのかと心配するみんなをよそに、カルガモちゃんは一緒に散歩すると言って、あっちへ行ったり、こっちへ来たり。おまけに、寝ているヘビをつんつんつついて起こしてしまったから、さあ大変!!
作者は児童文学作家の木村研さん、そして絵を描かれているのは絵本作家の村上康成さん。天真爛漫、それでもどこかしっかりしているカルガモちゃんにふりまわされながら、いつもの通りハラハラドキドキ、とっても可愛いお話に嬉しくなってしまうのです。今回も、かえるの模様のどこかに木村研さんのK、村上康成さんのYの文字が隠れていますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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