
その表紙を見れば思わず指をのばしてしまう「あかちゃんがよろこぶ しかけえほん」は、ひらぎみつえさんの大人気シリーズ。最新作として登場した作品には、いったいどんなしかけが待っているのでしょう?
わっかをころがして遊ぶ絵本と聞いて思い出すのは、同シリーズの『ころりん・ぱ!』ですよね。でも、タイトルが『おや? ころりん!』なのです。ページの真ん中には、大きな形の「親」がいて、その周りを小さなころりん「赤ちゃん」たちがころがるのです。
「よいしょ よいしょ おやころりん!」
大きいさんかくには、小さなさんかく赤ちゃん。大きなしかくちゃんには、小さなしかくの赤ちゃん。おやおや、星の形の親子もいるよ。
面白いのは形だけでなく、その動き。丸、三角、四角、星……それぞれがすーっ、かくかく、ころころ、自分の親の周りを異なる動きでころがります。ひたすらに動かすのも楽しい、何かに見立てて遊ぶのも楽しい、さらに想像がひろがっていく内容になっています。自分でつくったお話だって生まれてくるかもしれませんよね。
シリーズ誕生から今年で10周年。次から次へと生まれてくるアイデアに、大人だってワクワクがとまりません!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

@Mitsue Hiragi

「おやおや? さんかく あかちゃんが おおきい さんかく のぼってく。よいしょ よいしょ おやころりん!」。三角・四角・星型・丸の形をした大きなころりんのまわりを、同じ形の小さなころりんが転がります。赤ちゃんが形や色を楽しみながら、ころりんを転がして遊べる絵本。親子のふれあい遊びにもつながります。
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