障害児の母親たちが社会生活においてどのような苦しみ、困難を抱えているのか。
またケアに従事する母親が持つ生活困難への問題対処(生活の編み直し)について、
生活構造論の考え方を足がかりにしつつ、全体像をとらえようとする試み。
生活困難がどのような社会構造に由来しているのか、に照準をあてる。
本書では、先行研究や理論検討だけでなく、
とくに発達障害児の母親に焦点をあてて実施された、
発達障害を主とする子どもの家族会のインタビュー調査や茶話会(グループインタビュー調査)、
支援サービス提供主体群などへの調査など、5点の調査分析をもとに構成。
社会的に孤立しやすい障害児の母親の生活問題について考え、生活困難を乗り越えるあり方について提言する。
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