「においで懐かしい気持ちになるのはなぜ?」
「赤ちゃんはウンチを“臭い”と感じていない?」
「もし世界からにおいが消えたら,人類はどうなる?」
身近な疑問や,思わず考えたくなる問いを入り口に,においの不思議な世界を最新の科学でわかりやすく解き明かします!
においは,遺伝や食文化,胎内での体験,体調の変化とも深く関わっています。また,脳に直接作用し,記憶や感情を呼び起こす「プルースト効果」も知られています。
私たちはふだん,目や耳からの情報を重視しがちです。しかし,においを感じる嗅覚は,私たちが生きていくうえで欠かせない感覚です。さらに,嗅覚が記憶や感情にはたらきかけることもわかっています。
本書は,このような嗅覚の世界を,科学的な根拠に基づいてわかりやすく解説する一冊です。鼻の構造やにおい分子の正体,におい受容体のはたらきといった基礎から,においの好き嫌いが生まれる理由,においで記憶がよみがえるしくみまでを丁寧に紹介します。
さらに,もし世界からにおいがなくなったらどうなるのかという問いや,病気と身体のにおいの関係,「おいしさ」とにおいの密接なつながりにも迫ります。
クイズや豆知識も交えながら,楽しみながら学べます。読み終えたとき,身のまわりのにおいがこれまでとはちがって感じられるはずです。
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