湖へ行こうよ!ノンピがワクワクしながら、ダンテを誘います。
湖に飛んできた100羽の水鳥と、友だちになったと話すダンテ。
「ぼくは100羽もいたら恥ずかしいからいいよ」ノンピはやんわり断るのですが……
「行こうよ!」「ぼくは一歩も外に出たくない」
相変わらずの2匹、押し問答でお互い簡単にはゆずりません。
「わかった、それならいい方法がある」
ニヤリと思いついたのはノンピ、すかさず大きな声で
「おーい、みんな いいよー」!
毎日外を元気に駆け回るノンピと、一度も外に出たことのないダンテ。
作者・きむらゆういちさんのお家で飼われていた、実在する正反対の性格の愛猫たちがモデルの絵本シリーズ。
今回はノンピが優勢!かなり大胆な作戦でダンテを湖へと連れ出します。これまた予想を超える方法で、ダンテのビックリ顔が見どころ。それにしても、おうちからは一歩も出ないという条件をクリアしたノンピ、さすが心得ているなあ!
おうちにいたまま、外に出る。2人の希望がかなって大団円、とはいかないんです。しっかりとオチが待ち構えていました。さて、軍配はどちらに……? 2匹の今後がますます楽しみになるシリーズ第3弾です。
(竹原雅子 絵本ナビライター)
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きむらゆういちの愛猫を主役にした
絵本シリーズ、第3弾!
ある日、ノンピはダンテを湖に誘います。
けれど、おうちが好きなダンテは、外に出たくありません。
「ダメ ぼくは いっぽも そとに でたく ないの」
「わかった それなら いい ほうほうが あるよ」
どうしてもいっしょに行きたいノンピは、“いいほうほう”を思いつきます。
気がつけば、湖がどんどん近づいてきて――?
毎日外を元気に駆け回る猫・ノンピと、
一度も外に出たことのない猫・ダンテ。
正反対の2匹がくり広げる、にぎやかで楽しいドタバタ劇!
◆きむらゆういち先生からのメッセージ
ノンピとダンテは実際にボクのうちにいた2匹の猫です。
結婚した時からボクの猫ノンピと妻の猫ダンテはひとつ屋根の下で暮らすようになりました。
今までずっとマンション暮らしだったダンテは一度も外に出たことがなく、野良猫出身のノンピは毎日外へ散歩に行きたがります。
そんな2匹の猫が一緒に暮らしたらどうなるか?
それなりに微妙な距離感で、それなりに仲良く暮らしたのです。
ノンピの方は身体がチビのくせに気は強く、近所の猫を追いかけ回すくらいガキ大将です。
一方ダンテは他の猫と一度も接触したことがありません。
なのに外ではガキ大将のノンピがうちの中ではダンテには弱いのです。
いつもダンテがノンピを追いかけ、ノンピは絶対ダンテには弱いのです。
その2匹のコンビをいつか絵本にしたいと思っていたのが今日ついに叶ったのです。
これからもこの2匹のお話をお楽しみに。
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